11/11/02 | ウィーンは曇り | ザッハトルテ対決・その1「ザッハー」 | ||
「本物」のザッハトルテ! |
早朝にチェコのチェスキークルムロフを出発して、ウィーン到着が午後1時頃。 まずはホテルにチェックインしたら・・さっそく「ホテル・ザッハー」のカフェへGO! 今回の旅で、個人的にとても楽しみにしてた「ザッハーvsデメル」のザッハトルテ直接対決(←?)の開始です。 さあ! まずは本家「ザッハー」から。 これは・・甘い。脳天に来る甘さ。 生クリーム(甘くない)が付いてるので、たっぷりと着けて食べると・・美味しいですな! 疲れも吹っ飛ぶ甘さでした。 ちなみにエスプレッソの苦さも、このケーキにはちょうど良かった・・。 お値段は以下の通り。 ザッハトルテ 4.9ユーロ エスプレッソ 2.9ユーロ 美味しかったー。かなり満足。 日本人の繊細な味覚には合わないかもだけど、でも旅後半の身体には効きました。 あ、このカフェにはひとつ難点が。 「コートや荷物を必ず預けさせ、それで1ユーロ取る」という商売はどうなんだろう?? |
11/11/02 | ウィーンは曇り | 「シュバルツェンベルク」で夕ご飯 | ||
外観 右上が問題の・・ |
「ザッハー」で元気補給したら、少し歩き回ってこの街の雰囲気をたっぷり味わう。 ブランド通りから、ペスト記念塔に、シュテファン寺院を見て、と・・。 (↑この辺りは後述) さて、今日はこのあとクラシックコンサートが控えてるので、少々早めのディナーといきますよ。 ウィーン初日のディナーに選んだのは、「リンク内最古のカフェ」という「シュバルツェンベルク」。 「食事もしっかり出来る」ってガイドブックに出てたので。 注文は以下の通り。 ・グラスワイン(白) 3.9ユーロ ・ビール 3.6ユーロ ・ポテトスープ 4.3ユーロ ・グリルポーク 13.2ユーロ うん、美味しいですね。特にスープが美味しい。 中欧は、プラハもだけどスープはやたら美味しいです。 (↑この後も、食事のたびに毎回必ずスープは注文する事に・・) もちろん雰囲気もいい。 豪華な内装で、サービスのおっちゃんもいい感じ。 立地は最高だし、カフェの利用としても、選んで後悔は無いお店だと思いました。 ただですね・・お会計の際に訳のわからん5ユーロがあって、「これはなんだ」と聞いたら「パン代だ」と。 ふつうに出てきた籠に入ったパン、一口程度しか食べてないんですけど・・。 せっかくいい感じなのに、このお会計がちょっと台無しにするなー。 せめて、請求は手をつけた1個分にしてくれよー。 |
11/11/02 | ウィーンは曇り | 「楽友教会」でクラシックを聞く | ||
華やか! ゴールデンホール |
せっかくのウィーンなんだからクラシックでも聴こうと日本でネット予約しといたんです。 行くのは「楽友教会」というコンサートホール。 ウィーンフィルのホームで、ニューイヤーコンサートもここで行われるらしい。へー・・(←知らないけど)。 その楽友教会の一番立派なホールが、ここ「ゴールデンホール」。 いやー豪華だなー。 でも、写真とかで受けるイメージからすると、思ってたよりも狭い。 日本のコンサートホールはやたら広いんだなー、と感じます。 でも、本当に豪華なホールだし、贅沢な気分でクラシックを聴けました。 やっぱり生演奏はいいですねー。 正直クラシックわからんけど、終わった頃にはノリノリでした。 日本に帰ったら久しぶりにモーツァルトのCDでも聴こうと思ったり。 ※2012年になって、新年に教育テレビでやってた「ニューイヤーコンサート」見てみました。 意外に知らない曲ばかりで残念・・。 |
11/11/02 | 曇り | ホテル「アルティス」 | ||
室内 |
ここらで、ウィーンで泊まったホテル「アルティス」について。 【部屋】 きれい。普通のプチホテルですね。 白いシーツ、白いカーテンも清潔。 旅の拠点として、一日の疲れを癒して、翌日の体力を充填するのに十分な部屋。 ちょっと狭いからスーツケースを開けるのに苦労するのが難点かなー。 ま、狭さは「価格」と「立地の良さ」を考えたら仕方ない範疇ですけどね・・。 【立地】 前述の通り、交通の便は最高です。 トラム71番が近いので、オペラ座のそば、ホテル「インペリアル」の脇まですぐに出れる。 オペラ座まで、計10分くらいかな? さらに、国鉄レンウェグ駅からもすぐ。 ウィーンを満喫するための立地として、全く問題無いです。むしろいい方かも。 【設備】 設備としては、テレビ、ドライヤー、ボディシャンプーもある。 問題は・・ユニットバス(のお風呂)。湯船はあるし熱いお湯は出るんだけど・・排水が悪い! なかなかお湯が流れていきません。 ついでに換気も高性能では無いので、お風呂に入った後は排水の悪さも相まってしばらくシトシトなトイレに・・。 (↑後からわかったのですが、排水溝の蓋はガバッと取り外せる。すると、一気に排水出来ました。ならOKかな) あ、部屋にポットもコーヒーも無いので、それはマイナスポイントですねー。 【朝食】 朝ごはんは、ここもバイキング。かなり美味しいです。 普通に揃ってるけど、特に果物はたくさん。 生果物にフルーツポンチ、桃の缶詰みたいなのに加え、カットフルーツ混ぜまで。 これらにヨーグルトかけて食べると、旅の疲れも忘れて「今日も一日やるぞ」という気になりました! 【総評】 十分以上じゃないかなー。 観光に便利な立地という最低条件をクリアした上で、清潔な部屋、熱いお風呂に入れる、朝食も美味しい、となれば旅の拠点として何の問題もありません。 いいホテルだと思います。 |
11/11/03 | 曇り | 世界遺産B「シェーンブルン宮殿」 | ||
マリアテレジア・イエロー(曇りだから微妙・・) 「カフェ・グロリエッテ」 |
今日は朝からウィーン観光。 まずは、世界遺産「シェーンブルン宮殿」へGO! そりゃーウィーンに来たら見逃せないですよ。 超期待して行きました。 さて、シェーンブルン。 ハプスブルグ家の夏の離宮・・なんだけど、王宮からすぐの場所にあるんですね。 そんなに快適さが変わるとは思えないけど・・なぜこの場所に?? それはともかく、まず感じたのは「フランツ・ヨーゼフかっこいい!」という事。 対して、エリザベートは・・なんだあの自分勝手さは! 世界中で人気あるのが意味不明!! ・・それはともかく建築ですよね。 ロココな内装は素晴らしい。本当に豪華で、さらに皇帝家の生活も垣間見れて面白いです。 でも外装の「マリア・テレジア・イエロー」は・・曇りだったからかそれほど綺麗には感じられなかったなー。 そして、庭園も本当に広い。 丘の上から眺める庭園や宮殿の美しさは、ちょっと見応えアリですね。 うーん・・本当に素晴らしいんだけど、実は私は「世界遺産に認定するほどかなー」とも思いました。 他のね、バチカンの聖ピエトロ大聖堂とかタージマハル、アンコール遺跡群と比べてちょっと見劣りかも。 余談ですけど、世界遺産の中でも「特別なの」とそうでないのって、私はあると思ってます。 あ、かなり寒かったから「カフェ・グロリエッテ」で飲んだカフェラテ美味しかったー。 |
11/11/03 | 曇り | ザッハトルテ対決・その2「デメル」 | ||
パティシエ丸見え! ザッハトルテ(手前) これ全部お菓子。 |
おなかいっぱいなのでランチはパスして、でもカフェスイーツは外せません! という訳で「ザッハーvsデメル」のザッハトルテ直接対決、後攻「デメル」の登場です。 こっちは日本にも支店があるし有名ですよね。 何より、ハプスブルク家ご用達で、王宮すぐそばのこの本店にはエリザベートも通ったとか。 よっしゃ注文だけど、もちろんザッハトルテ+エスプレッソ。 基本的に「ザッハー」と同じメニューにしてみましたよ。 ただ・・ホイップを頼み忘れたのが落ち度。 ここは「ザッハー」と違って別注文だったんですね・・。 さあ、ザッハトルテだ! 味わいは・・ん?「ザッハー」と全く一緒だー!! 脳天に来る甘さで、これまた疲れが吹っ飛びます。 これ、「ザッハーの方が美味しい」って言う人がいるけど・・それってよっぽど味覚が鋭いのか、「本家」って言葉に弱いのか??(←性格悪いですね。僕的には後者かなと思ったり・・) ただ、カフェとしては「デメル」の調理場を見れる演出は最高に楽しいです。 コレが出来るって事は、相当自信があるんだと思うなー。 白く清潔な調理場(喫茶スペースよりも広い)で、テキパキと働く調理人たち。 見てて飽きませんでした。 |
11/11/03 | 曇り | 世界遺産C「王宮」 | ||
「デメル」の向こうに王宮が。 (右の楕円看板が「デメル」) |
世界遺産登録は「ウィーン歴史地区」なんですけどね。 あえてこの「王宮」でウィーンの世界遺産を語ろうかな、と。 ・・って語るもなにも・・エリザベートの人生で爆笑! いや「シシィ博物館」なるところでエリザベートについて詳しく展示してあったんだけど、 彼女の言葉の「私はカモメ」とか「故郷は妖精の国」とか・・本気か?? あと、オーディオガイドの説明で「夫婦は、たまに朝食を共にする事がありました」とか「自分の興味のある事だけが、彼女の世界になりました」とか・・どんなだよ!って。 これで、なぜか世界中のアイドルなんですよねー。 いやーわからんなーエリザベート。 あ、展示品や展示室は面白かったです。 豪華な部屋部屋、使用品の数々、模様、シンボルの意味、ハプスブルグ家をよく理解できました。 ちなみに「シェーンブルン宮殿」も「王宮」も無料の日本語オーディオガイドがあります。 理解度が深まるので楽しさ3倍。 こうゆうところは、他の観光地も見習って欲しいですねー。 さて。 ココだけだと爆笑で終わっちゃうので、やっぱり「ウィーンの街並み全体が世界遺産」って事にしましょう笑。 |
11/11/03 | 曇り | 「フィグルミュラー」でディナー | ||
↑こっちは本店 マジでデカい・・ |
いやー今日は歩いたなー。 「シェーンブルン宮殿」なんて、宮殿内も広いのに、庭園も歩き回っちゃったから・・。 今日は早めに寝て明日に備えよう。 という事で今日のディナーに選んだのが、この有名店(支店に行きました)。 ウィーンに来たからにはコレは食べなきゃ!という「フィグルミュラー」のシュニッツェルです。 薄いトンカツなんだけど「皿からはみ出るくらいに大きい」と評判。 それを知った上で、登場したホンモノを見てみると・・いや予想以上に笑っちゃうデカさですな。 さっそくレモン絞って食べてみると・・めちゃくちゃ柔らかくて、美味しーい! ちょうどいい塩気とレモンが効いてて、さくさく食べちゃいました。 あと、個人的にはサラダとポテトの付け合せも美味しかったな。 ちなみにお値段は以下の通り。 ・ウィナーシュニッツェル 13.9ユーロ ・鴨のスープ 4.9ユーロ ・サラダとポテトの付け合せ 3.8ユーロ ・グラスワイン(白) 1.9ユーロ×2 パンが勝手に出てきて料金請求されることも無いし、まさに優良店! ウィーン旅行を考えてる方は、是非とも行ってみて欲しいです。 夜7時くらいになるともう行列なので(本店、支店共に)、ちょっと早めに行くのがいいかもですよ。 |
11/11/04 | 曇り | 「ヴェルヴェデーレ宮殿」でクリムトを見る | ||
綺麗な建築です。 カッコイイ・・! |
滞在しているホテル「アルティス」から「ヴェルヴェデーレ宮殿」まではトラムですぐ。 朝から直行し、庭園の入り口から入って、宮殿まで歩く。 ところで、ウィーンではジョギングしてる人が多いです。 ここ「ヴェルヴェデーレ宮殿」でもいましたが、ココだけじゃなくシェーンブルン宮殿でもいたし。 世界遺産でジョギングって・・羨ましい・・。 さてクリムトとシーレで有名な「オーストリアギャラリー」は、ヴェルデヴェーレ宮殿の中にあります。 なので、美術館のチケットを買って展示品を見ようと思えば、必然的に宮殿の中を歩き回り、宮殿見学も兼ねる事が出来る。 それで、なんと9.5ユーロポッキリ! いやーお得だ。 クリムト、やはり素晴らしいですね。 荘厳で、綺麗で。グリーンの使い方が上手い。 たぶん彼の緑の絵の具は消費が激しかったろーなー。 あとは、もちろんシーレ。大好きな画家です。 渋めの色調で、でも鮮やか。こっちは赤の配置にセンスがキラリ。 ジョジョのようなポーズも最高にカッコイイ! 宮殿も含め、いやー満喫できました。 あ、ココでわかったんですけど、庭園ってたぶん宮殿内の窓から眺めるためにあるんですね。 3階の窓からの庭園の眺めが素晴らしかった・・! |
11/11/04 | 曇り | 「レオポルド美術館」でシーレを見る | ||
買い食い。 「死と接吻」。きれい。 かなりカッコいい。 最先端と歴史とのコントラスト・・! |
オーストリアギャラリー見終わって、いざ「MQ」へ。 もうお昼回ってるけどそんなにお腹空いてないので、行き際に屋台でソーセージ買って食べて(3.2ユーロ。安くは無いか・・)。 さてレオポルド美術館。ココは「MQ」の中の1施設なわけです。 いきなりですが・・「MQ」最高ですね。 素晴らしいデザインのオンパレード。 個人的には、世界の芸術の中心はミラノでもパリでも無くココだ!と思っちゃいました。 歴史ある建築と、斬新なデザインの融合。 素晴らしいです。MUMOKの建築もカッコイイし・・興奮。 あ、シーレですよね。 そりゃーカッコイイですよ。大好き。 でもココでは、意外にもクリムトの構図に感動してました。 ちょっと、普通では思い付かない構図で描く人ですね。あの牛の絵とか。月と水面の絵とか。 天才か? いやーまだ昼過ぎですが、さすがに今日は疲れたので「レオポルド・カフェ」でエスプレッソ+アップルパイ。 ↑これは普通でした・・。 |
11/11/04 | 曇り | ウィーン建築巡り | ||
@シュテファン寺院 Aセセッション Bカールスプラッツ駅 Cロースハウス Dペスト記念塔 Eメダイヨン+マヨリカハウス |
その他、ウィーンで行ったところを一気に羅列します。 いや全部で1項目を書いてたら膨大過ぎちゃうから・・。 @シュテファン寺院 世界で3番目に高い教会なんですって。でも残念ながら一部修復中でした・・。 外観はモザイク屋根がカッコイイですね。 中も、夜だから暗くって、とても荘厳な感じ。 でもまわりが、馬車の関係で臭くってさー(それは言うな?) Aセセッション 朝に見に行ったんだけど、開いてなかった・・。 ので、クリムトの「ベートーベンフリーズ」は諦めて、外観だけ。 トカゲや亀のモチーフがかわいいアールヌーヴォー。 思ったよりは小さな建築だったな。 Bカールスプラッツ駅 もちろんアールヌーヴォー建築ですね。 ひまわりの連続のモチーフがかわいい。 これも、思ったよりも小さかったです。 Cロースハウス いやさー、確かに王宮のまん前でこれはヤバいって。 怒られるって。やめなよー。 地味なグレーの、四角い窓が並んでる建築です。 Dペスト記念塔 コレはやたらカッコイイ。 この衝撃的な塔が、ブランド物街のド真ん中にあるってのが凄いですね。 Eメダイヨン+マヨリカハウス 最終日に蚤の市に行ったのですけど、その時に見かけて「凄い建物だなー」とパチリ。 後からガイド本でコレが「メダイヨン+マヨリカハウス」だったと知って、もっとちゃんと見ればよかったー!と後悔・・。 見たときには「どこもかしこもアールヌーボーな街だなー」とか思いながら写真撮ってました。 街中が名建築ばかり。 重厚な中に、近現代の軽やかさが混じる。 とても面白い、カッコイイ街だと思いました。 ちなみにトラムを使いこなせば街歩きは超らくちん! 地下鉄よりもトラムの詳細な路線図希望ですよー。→ガイド本出版社様へ。 |
11/11/04 | 曇り | 「アウグスティナーケラー」でディナー | ||
コップ酒、最高! 牛肉の煮込とサラダ。 |
今晩は音楽を聴きたいと、オペラ座と楽友教会にチケットを買いに行きました。 が、やっぱり当日じゃ値段の高い席しか残ってない。 じゃあ・・思い切ってオペラ座の「立見席」にしよう!と決心しました。 ちなみに「立見席」は開演80分前から、裏の窓口のみでの販売。 バルコニー席で3ユーロ(!)です。 じゃあチケット売出しの前に、先にディナーにしようと選んだのがこのお店。 オペラ座からすぐのワイン居酒屋さんです。 元々が修道院の酒蔵だったのを、ワインバーにしたとの事。 いや・・言われるまでもなくレンガの内装がワインセラーそのまんまだし(笑) さて、注文したのは以下の通り。 ・ターフェルスピッツ(牛肉の煮込) ・サラダ ・コップワイン(白)×2 ここはいいですねー。 料理は美味しいし、立地もいい。 ターフェルスピッツは柔らか。さらにそのスープが、牛肉のエキスが出まくりでやたら美味しかった! ワインも、こうゆうの好きです。コップになみなみと(笑) 楽しく飲んで、食べて、さあ行くぞオペラ座!! |
11/11/04 | 曇り | 「オペラ座」でオペラを見る @「建築」 | ||
マーラー。 凄い建築です。 |
「世界最高のオペラ座」であるウィーン国立歌劇場。 もう、外観から凄い。たぶんロマネスクに近いんだろうけど、屋上には彫刻が並ぶ。 柱も太くて絢爛豪華。 周りの歩道には私でも知ってる作曲家のネームプレートがあちこちに。 盛装した外人さんなんかもたくさんいて・・テンション上がる! 内装も、通路や階段は白い壁に柱に、床の木の模様も見事。 挿し色と言っていいのか、ゴールドも効いてる。 このゴールドが、本当に上品なんです。不思議。 ここ歩いてると、本当に映画の世界に入り込んだ様です。 そして、いざホールへ! 絨毯や椅子は上品な深い赤。 立見席からも舞台が良く見えるように設計されてます。 舞台と客席との間には、1段低くなったオーケストラ用のスペース。 ストンと円柱状の空間は意外に広く感じ、でもピリピリとした空気が充満している。 いや素晴らしかったです。 ウィーンに来たなら、この建築を見るためだけにでもオペラ座に入場するべきだと思いました。 まるで宮殿かお城か・・上流階級な気分を満喫しちゃいました。 |
11/11/04 | 曇り | 「オペラ座」でオペラを見る A「オペラ」 | ||
内部も豪華・・ 立見席からの眺め。 十分! |
さあ! いよいよ「世界最高のオペラ座」のオペラ開演です! 演目はロッシーニの「セリビアの理髪師」。 ↑いやどんな話かなんて知りませんけどね・・。 素晴らしい内装、そして、素晴らしい接客(席がわからなかったんです。つまり迷子・・)。 立見席とは言え、自分の席は確保されるし、なんと自分の席に英語字幕も出るんです! ↑いや英語なんてわかりませんけどね・・。 本当に素晴らしいです。 もちろん、演奏も劇も、やっぱり面白い。 正直オペラなんて初めてだし、ストーリーも、ましてや見所なんてわからない。 でも、わからないながらも英語字幕見て、演技見て、歌と演奏聴いて、それでやたら楽しい。 素晴らしいです。 これで3ユーロ? 見ない意味がわからん。 本当に・・来てよかった! |
11/11/05 | 曇り | 蚤の市に行こう | ||
こんなとこで・・ 野菜とか、 ガラクタとかを売ってる。 |
いよいよ帰国の日・・。早すぎだー! 最後の最後までウィーンを満喫するためにも、朝早く起きて・・さあラス日。 行くぞ「ナッシュマルクト」と「蚤の市」! さっそく地下鉄乗り継いで、と・・。 いきなりですが、朝の「蚤の市」面白いなー。 本当にガラクタばかり売ってる。 十字架とか、道具とか、服やバックもボロボロのがたくさん。 たぶん掘り出し物があるんだろうけど・・でも今回は時間無さ過ぎ・・涙。 時間無いんだけど、とても気に入った小さくて軽くてちょっとカッコイイ、オレンジの多機能ツール買いました(3ユーロ)。 あとは「ナッシュマルクト」。パンやケーキが安ーい! 是非買い食いしたかったけど、とにかく時間が・・。 いやもう本当に時間が無いんだけど、でもドライフルーツがやたら美味しかったので・・購入! こうゆうところ大好きだなー。 アジアでもナイトマーケットとか大好きだし。 いやー満喫しました。 さ、中心地に戻ってお土産買うかー。 |
11/11/05 | 曇り | 「カフェ・オペラ」で最後のお茶を | ||
朝からカフェしてるオヤジ。 贅沢だな・・ |
「ザッハー」のザッハトルテはウィーンでしか買えないので、これはお土産に最高。 ザッハトルテ本家本元っていうのも話題になるし、もちろん美味しいし。 でも賞味期限があるので、最終日に買いに行きたかったわけです。 ちいさいザッハトルテを購入して・・この旅の目的は全部終了。 あとは時間ギリまでカフェで過ごすか・・(←貪欲!)。 選んだのは、オペラ座の中にあるカフェ。 内装が、オペラ座なわけでとても豪華。石の重厚感と、歴史の重みがヒシヒシと。 でも現代美術も混じってて・・この国は本当にセンスいいな! ちなみに、注文したのはもちろん「ザッハトルテ」。 でも・・やっぱりザッハーやデメルの方が美味しかったな。 このお店は、「ウィーンのオペラ座でカフェ」って事だけでも十分以上に価値がありますね。 サービスのじいちゃんもいい感じでした。 いやー、最後の最後まで満喫したなー。 さ、帰るか! |
11/11/05 | 曇り | 帰国。そしてチェコ、ウィーンで感じたこと。 | ||
わかりやす! レオポルド美術館で。 なんだこのカッコよさ・・。 地下鉄の通路ですらコレだもん! (鏡と、意味不明の数字) 本当に素敵な街でした。 |
さあ、帰国だ! 名残惜しいけど、空港までの電車の風景、車窓からの風景も楽しんで。 電車に立派な犬が乗ってて、上品なおば様が飼い主なんですけど、この大きな犬がかわいいんです・・! おば様にかまって欲しくて。 でもって帰りもドバイで相当待たされ、でも無事に帰国。 いやー素晴らしい旅でした。 という訳で、以下感じたことのまとめ。 ・プラハは、もうとにかく重厚。歴史の重さに押しつぶされそう。でも、なんだか記憶に残る街なんです。市民会館あたりの風景、全体として建築の重さ、アールヌーヴォー、ビールの美味しさ、毎食の肉の塊・・。「プラハの春」とかハプスブルク家とかの歴史もね、やっぱり行くと実感できました。 ・個人的には、「チェスキー・クルムロフ」最高!あのかわいい街並み、石畳。ホントに、おとぎ話かメルヘンの世界。あれにはちょっと、キュンとしました笑。ちょっとなんだか、今思い出してもまた行きたい!! ・そして、ウィーン。正に芸術の都。音楽も、美術も、建築も、全てが凄まじい。そして、実は街中にあるシンボルマークって言うのかな?アイコンって言うのか、そういうのすらデザインセンス抜群。 歩いてるだけでも楽しいのに、見所も満載。オペラ座や王宮、そして・・MQ!ピリピリしながらも、落ち着く風景でした。プラハに比べてちょっと軽快な感じがしてホッとしたし、何よりザッハトルテ美味しいし(笑)。秋だったから、紅葉した歩道がきれいだったな。 ・いろんな文化がありました。オペラ座でね、盛装した小さな女の子が母親に連れられて来てて、ひょっとすると社交界デビューなのかなーって思いました。微笑ましかったです。 チェコも、オーストリアも、本当に行って良かった。 |